ネットビジネスでの売り上げについて書いたことがあります。
ネットでの売り上げは
アクセス数×転換率×購買単価
で表されますね。
まあ、細かい違いはあるかもしれませんが、
商売の基本は
売り上げ=個数×単価
ですから、ネットでの売り上げもこれに
沿ったものだといえます。
では画像はこの中でどの部分に効果があるのでしょうか。
当然、転換率ですね。
いくら良い画像を作ったって、アクセス数は稼げません。
じつは、この転換率の改善こそが商売センスといえるのです。
リアルビジネス(店舗経営)で言えば、アクセス数はロケーションでしょう。
これもビジネスの基本ではありますが、
ロケーションは本人の力量以外にも拠るところはあります。
先祖代々の土地の隣に突然道路が出来たり、
法律1個できたら、ビジネス環境はがらっと変わることに
枚挙に暇はありません。
ただ、ネットビジネスで天から降ってくるような
ラッキーはないでしょうが、
広告を出せば、アクセスは稼ぐことが出来ます。
というより、今ではSEOよりもPPCを初めとする
広告のほうがウェイトが高いくらいです。
SEOも外部委託すると月、何十万も取られたりします。
(実際、私もこの手の電話セールスを受けたことが何度もあります)
その点、転換率を改善するのにラッキーはありません。
商売の基本を忠実にさらに、
自分なりの工夫を重ねていかなければなりません。
その転換率の改善には画像なくしてはとても困難でしょう。
画像には買う気にさせるいろいろな要素があります。
たとえば、ジュエリーを売るには、この色を使えとか、
高級感を出すにはどのようにすれば良いかとか、
年間イベントをどのように打ち出せばいいのか、
とか、他にもさまざまです。
商売センスというと、
そんなのオレだって解ってるよ!
という人もいるかもしれませんが、
解ってるというのと、できるは、まったく違うんです。
芸術でも、オレはいい音楽には目がないんだ、という人だって
自分で良い音楽を創作することはできないでしょう?
イメージはあるけど、実際に表現できない、ということなんです。
わたしも、もちろんその一人です。(爆)
では、私のような表現力がない人はどうすれば良いかですが、
それは、パクリ、しかありません。
パクリというと聞こえが悪いですが、
要するに人まねです。(もっと悪いって?(笑))
感性ではできないので、理屈でやるしかないのです。
要するに参考となる作品(?)を徹底的に細かく、分析し、
ひたすら真似るのです。
徹底的というのは、できるだけ細かく、ということです。
要するにアナログをデジタル化するといったらよいでしょうか。
凡人が見せられる物を作ろうとすると、これしかありません。
ただし、真似であって、盗っ人はだめですよ。
著作権で問題とならないようにその点はシビアに
配慮しましょう。