前の続きです。
ライフウェイクシート、作ってみましたか。
これをやるだけで、ご自分の過去に対して考えが変わった方も多いい
のではないでしょうか。
ご自分の過去のことは思い出しても、その時の気分についてじっく
りと考えたことは意外となかったんじゃありませんか?
これをやることで自分の考え方、価値観を再発見できます。
もしも、あなたが仕事場、その他で部下なり、後輩を指導する立場
にあったら、まず、これを自分の分とやりあうことをお勧めします。
部下との距離が一気に縮まることと思います。
ただし、やるときの注意として自分のライフウェイクを先に見せ
て、その時感じたことを相手に伝えた後に、部下からのライフウェ
イクを見せてもらうことが大事です。
上司が自分につらい過去などを正直に見せてくれたからこそ、部下
もあなたに正直に話せるのです。
決してこの順序を間違えてはいけません。
反対にしたら、部下は決して正直には話してくれません。
正直に話してくれてこそ、部下の考え方、道徳観、価値観がわかる
のですから。
さあ、次のライフプランです。
ライフプランは自分の10年後、5年後、3年後でも良いから、自
由に、なりたい姿を描いていきます。
これは本来楽しい作業のはずなのですが、意外とこれが書けない人
が多いのです。
いま、自分が何でもできる、何の制限もなく、自由に生きることが
できるとしたら、いったい自分はどんな人生を生きたいのだろうか。
そんなことをゆっくり考えている人は多分少ないでしょう。
●年後(●は自由に設定してください。)自分は何をしていたらう
れしいだろうか。
どれだけお金があったらいいだろうか。
どんな人と一緒にいたいのだろうか。
どんな家に住みたいのだろうか。
どんな仕事をしていたいのだろうか。
いっぱい、どんな、どんなを自分に問いかけてください。
できれば、その瞬間ではなくて、例えば1ヵ月間の自分の行動を
イメージできるくらいに、細部にわたって明確にイメージしていく
ことです。
ビジネスをするということは、プライベートを同時に考えなくては
いけません。
ビジネスだけを考えた未来に成功はあり得ません。
なぜなら、ビジネスの目的は幸せになることだからです。
俺は仕事に生きる!
それも結構ですが、それは仕事が大好きで、プライベートな部分も
仕事をしたいって人に限ってのことです。
仕事をするのが趣味だって人ならそれでOKです。
ライフウェイクは過去の自分を知る、ライフプランは未来の自分を
知るってことです。
くれぐれもこれをおろそかにしないように気を付けてください。
では。以下次回で。