あぁ、やらなければよかった・・その2
バスの運転手から呼ばれた私は視野が極端に狭くなり、視野角10
度位でしょうか、周りのものがほとんど見えず、目は運転手のほう
を虚ろに見ていました。
厭だな、厭だなと思っていても行かないわけにはいきません。
狭い車内、強行突破も一瞬考えたとは思うのですが、○○に睨まれ
たカエルというのは、そうそう逃げることも叶わず、なのです。
たった、10メートルの距離が死刑台への13階段にも似た重圧で
私を襲っています。
なにを大げさにと思われるかもしれませんが、田舎から都会へ来た
純朴大学1年生の私としては(誰がじゃねん!!)社会の厳しさを
知るには十分な試練だったのです。
背中に一筋の汗がつーーーーっと落ちてくる感触解りますか?
「定期券見せて!!」
なんとも高圧的な運転手の声
(仕方ないことですが・・)
「は、はい・・」
ひたすら従順な私。
「ここ、定期の範囲以外だよねっ!!」
ふたたび
「はい・・」
「じゃ、どうしてこれ使ったの!!」
みたび
「はい・・」
「はい、じゃないでしょ!!」
ますます高圧さが増す運転手。
後ろからの好奇の目線が私の背中に突き刺さってます。
「まったくもう、最近の学生ときたら」
いつの世でも先輩はこう言います。
「じゃあ、定期券は没収ね、あと、ここまでの運賃をここに入
れて!」
背中にはますます、好奇の視線の矢がどすどすと突き刺さっています。
逃げるようにバス停を降り、一刻も早くバスが見えないところまで
走って逃げた私でした。
皆さん、魔が差すって事はあると思いますが、わずかの金を惜しむ
と大変な目にあいますよ。
大学に来て、もっとも学びの多い1日でした。
もちろん、これ以降、不正行為は決してしておりません。
私の恥ずかしい話、楽しんでいただけましたでしょうか?
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