リスト取りのための無料レポート作成の話です。
無料レポートだからと言って決して手を抜いてはいけません。
読者は無料だといっても自分の貴重な時間をさいてあなたのレポー
トを読んでいるのです。
タダだからいいや、とは決して思いません。
つまらない時はもうあなたの言う事を信用することはないのです。
その反対に良いものだと感じてくれれば、
「こんな良い話を只でくれるなんてこの人は大した人だ」
とあなたに対する信頼も膨れ上がり、あなたに借りが出来たような
気になるのです。
この借りこそがネット社会で通じる価値だと思ってください。
人間は借りが出来ると必ずそれを返そうと思い始めます。
これはどんな強欲な人でも面の皮の厚い人でも変わることはありま
せん。
たとえばあなたが困ったとき、そうですね、道で転んで血を出して
いたとしましょう。
そのとき、あまり可愛くないけど人の良さそうな女子学生が来て、
｢どうしました？血が出ていますね｣
といってバンドエイドをそっと渡してくれました。
それから１週間後、あなたが通う駅の前で募金活動がされていまし
た。
いつもその募金には500円出すようにしていましたから、当然あなた
はその募金をやっているグループに近づいて行きました。
そこにはあなた好みの髪が長くて、清楚な感じの可愛い子が一生懸
命募金を呼び掛けています。
当然その可愛い子の持っている募金箱に500円を入れようとした、そ
の時です。
なんと１週間前に親切にしてくれた、女子学生も募金を呼び掛けて
いました。
そして、その子もあなたの事に気がついたようです。
そこで、あなたに質問です。
あなたならどちらの子の募金箱に募金を入れますか？
これで「俺はやはり可愛い子に募金して即ナンパする」
と言う人はいないのです。
もしいたら、その人はプロのナンパ師で可愛い子をキャバクラに紹
介して稼ぐ女衒(げぜん)師でしょう。
でも、その女衒師でも後でバンドエイドをくれた子にも必ず募金を
します。
人間はそう言う風に借りを必ず返したいという本能があるのです。
特に返すことで自分が損をしない場合はなおさらです。
話が長くなりましたが、無料レポートを提供するという事はバンド
エイドを渡すという事です。
その人が困った状況であればある程、借りはその人に返したい欲求
を大きくさせていきます。
だから、本当に困った人を助けたいという気持ちで無料レポートを
書くことです。
その時に決して見返りを微塵も要求してはいけません。
見返りを要求してその人がそれに応じたら、もう借りは借りで無く
なってしまうからです。
例で言うと、無料レポートの中にアフィリを仕込んでおくとか、ど
こかの販売サイトに飛ばすとかしてしまうと、その時点で、あなた
に対する借りはチャラになってしまいます。
無料レポートであなたが得るものはその人のメールアドレス、只そ
れだけで良いのです。
そして、後日メールを出して駅前の募金のような状況を作ってしま
うのです。
今日のまとめは
１ 困った人の役に立つことをレポートにする。
２ 見返りをすぐには求めない
この２つだけは決して外さないで無料レポートを作ってみてくださ
い。
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